不動産会社に相談・訪問するときのポイント

ポイントを伝える不動産会社男性スタッフの画像
住まい探しでは、不動産会社とのやり取りが欠かせません。でも、普段はなかなか行く機会がない場所です。どんな所か分からないと、なんだか緊張しそうですよね。不動産会社への訪問時に心得ておきたいポイントを紹介します。

突然の訪問は時間がかかるもと

不動産会社は住まい探しのプロ。物件選びから契約まで、パートナーになってくれる心強い存在です。ただ、「部屋を借りたい」というアバウトな気持ちだけで、なんとなく不動産会社のドアを開けるのは実はNG行動。「ぶらりと立ち寄った」のような突然訪問は避け、時間帯の配慮や事前準備もしておきましょう。

 

【夕方は混み合う時間帯】

不動産会社の規模や店舗の場所によっても異なりますが、混む時間帯に訪れると待ち時間が長引きます。気をつけたいのが、夕方からの時間帯。不動産会社は、「これから部屋を借りる人」だけでなく、すでに賃貸契約中の人が更新や解約などの相談にくるケースも多いもの。仕事帰りに訪問する人が多いので、その時間帯は混み合うと考えておくべきです。

 

特に、「あと少しで営業時間が終わる」という閉店間際の訪問は避けるべき。混み合う中で待たされる心配もありますが、相談が中途半端になるリスクがあります。ちょっとした時間では相談ができず、別日に再び訪れる結果になるなど、時間と手間がかかるでしょう。

 

【相談内容をメモにまとめ訪問予約をしておこう】

事前に電話をかけて予約をしておけば、待ち時間がなくスムーズに対応してもらえるのでおすすめです。気に入った物件があったら内見ができるので、午前中や午後一番など早めの時間を予約するといいでしょう。その際はお店側の都合もありますから、候補日時を複数用意しておくと一度の連絡で調整がつきやすくなります。

 

また、訪問前にインターネットなどからリストアップした物件や、ある程度の希望条件を伝えておけば、内見までの段取りがスムーズに進みます。

希望条件はできるだけ明確に

不動産会社男性スタッフが賃貸物件を紹介しているイメージ

初めての住まい探しでは、「訪問してから相談してみよう」とノープラン状態で不動産会社を訪れる人もいるでしょう。特にこだわりがないならばそういうこともあるでしょうが、それですと相談から候補物件の絞り込みまでにかなりの時間がかかってしまいます。

 

後悔のない住み替えを望むなら、大ざっぱに相談するのではなく、自分の希望条件を頭の中でできるだけ明確にして準備をしておくことをおすすめします。その際は、伝え忘れないように、予算やエリア、間取り条件など「これは譲れない」というものを挙げて、さらに優先順位を付けて整理しておくといいでしょう。メモを見ながら話を進めていくとスムーズです。

頼りになるスタッフを見極めよう

楽しく快適なくらしにつながる住まい探しですから、失敗したくないですよね。そこで、大事なのが「信頼できる不動産会社」を見極めることです。直接窓口で対面すると、会話の中で信頼できるスタッフが見えてくるかと思います。

 

できるだけ希望条件を明確にしておくということは必要ですが、実際に店舗で図面を並べて見せてもらうと、考えていなかった魅力的な部分が見えてきて、あれこれ迷うことがあります。そんなときは遠慮せずに、素直に自分の思いやどんなふうに迷っているかを伝えてみましょう。不動産会社のスタッフには、多くの人にふさわしい物件を紹介してきた実績がありますから、迷いが整理できるような選び方の助言もしてくれます。

 

反対に、あまり希望に合わない物件を提示してくるとか、特定の物件を推してきて他の物件を提示してくれないという場合などは、無理に話を進める必要はありません。そういうケースは少ないですが、先方の態度に不信感を持ったなら、別の不動産会社に切り替えるということも可能です。

 

なかなか訪れることのない不動産会社では、緊張してうまく話せないこともあるでしょう。頼りになるスタッフは、そんな気配を察して話しやすい雰囲気を作ってくれ、親身に相談に応じてくれます。話したときの印象も大事に、パートナーとなるスタッフを見極めていきましょう。

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